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2012年3月 3日 (土)

あなたのブログや原稿を
元カッパ・ブックスの編集者が
電子書籍にいたします!

出版社に企画、原稿を持ち込んでも、なかなか単行本化するのは難しいのが現実です。
実際、私が在籍していたカッパ・ブックス(光文社)にも持ち込み原稿はたくさん来ましたが、そのほぼ100%は事前に用意されているお断りの手紙を添付して返却しておりました。
紙の書籍は製造コスト、返本リスクが非常に高いため、出版社が持ち込み原稿を採用することはないのです。

しかし、電子書籍はこの製造コストが劇的に低く、返本もないため、ハードルは非常に低くなります。
したがって、制作会社に原稿を渡せば電子書籍を作ることは簡単です。

ただし、出版社にあって電子書籍の制作会社にないものがあります。
それが編集、つまり編集者の存在です。

書籍の編集者は原稿を読んだ上で、見出しをつけたり本のタイトルを考えたり、あるいは原稿の順番を変えたり、時によっては加筆修正など著者への注文をつけたりする存在です。
そうやって著者と編集者が共同作業で作っていくのが書籍なのです。

※以下は私がかつて担当した辛叔玉著『在日コリアンの胸のうち』の「あとがき」です。

**********

H1

  あとがき        辛淑玉

 また「光文社」から本を出してしまった。
 実は、もう五年も前から原稿を依頼されている出版社が他に数社ある。全部で十三冊書かなくてはならない状態で、引き延ばしては謝ってばかりの日々であった。せっせとお菓子やお土産を持ってきてくれる担当者たちのことを思うと、合わせる顔がない。

 いつだったか、一部知識人たちのあまりの暴言に腹が立って、「反論集を出したい!」「戦うぞ!」と口に出した。反論集なら十日くらいで書けると思ってのことだったのだが、待たせていた会社のある担当者は、「その前に当社から依頼済みの原稿を……」と言ってしり込みしてしまった。ところが、運が良かったのか悪かったのか、光文社の編集者氏がその話を聞きつけて、「ヘヘヘヘヘっ」と笑いながらやって来た。
「いいですねえ、いいですねえ。それ、やりましょう、やりましょう。うちは商業出版社ですから、売れればなんでもいいんです。それは売れます」と軽い返事。
 そう言われて、調子に乗って書いているうち、「辛さんが言われてキレた言葉ベスト5とかを、ちょっとコラム風に入れてみましょうか、ハハハ」などと言われ、「そうねえ」と思いつつ書き出してみたら……出るわ出るわ、気がつくとそれだけで一冊分になってしまっていた。結局、当初予定していた反論の原稿は使われずじまい。
 しかし、書いているうちに長い間忘れていたいろいろな思いが甦ってきた。
 感慨にふけっていると、その原稿を読んだ編集者氏は、「これは永六輔さんの『大往生』(岩波新書)のマネで行きましょう。大ベストセラーを手本にするのは大事なことです」と、輝いた目でほくそ笑んでいた。
 そんなこと許されないだろうと思っていたら、本当にそうしてしまった。
 ゲラを見なからめまいがしている。
 私は、この手の男性にダマされるんだろうなあとつくづく実感した。
 とはいえ、この一冊は、恥ずかしいほど自分の素直な気持ちが散りばめられている。自分でも忘れてしまっていた思いを引き出してくれた京谷さん、どうもありがとう。
 なお表紙の飾り文字は、「日本」に対する私の思いを韓国語で表記したものです。興味のある方は、辞書を引いて意味を調べてみてください。ヒントは本書のなかにもあります。

「あとがき」PDF版

**********

弊社ではこの編集作業からデータ制作までを私こと京谷(きょうや)が担当いたします。

光文社カッパ・ブックスでの編集歴は17年半、担当した著者は小室直樹、田原総一朗、徳大寺有恒、永六輔、野末陳平、梁石日、小泉純一郎、飯島勲、辛叔玉、八木啓代他多数(敬称略)。
実用書から一般書まで、さまざまなジャンルに対応が可能です。

すでに原稿をお持ちの方(ブログも大歓迎)、これから書いてみたい方、またすでに出版された本を電子書籍化したい方。
さまざまなご希望にお応えいたましす。
是非、なんなりとお問い合わせください!

お問い合わせメール


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