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2011年8月 2日 (火)

新しい電子書籍専門出版社 、「志木電子書籍」がスタートします!

新しい電子書籍専門出版社「志木電子書籍」が誕生しました。
当出版社は、これまでの出版社とはまったく異なる、新しいスタイルの出版活動をしてまいります。
一般書籍においては、どんなに初版部数の少ない本でも100万単位の制作費がかかり、しかも在庫リスクがあります。
自ずと、どんな編集者も「売れる」ことを念頭に置かざるを得ません。
しかし、電子書籍においてはこのようなコスト、リスクが存在しないため、編集者本人が「この本を出したい!」、「この本は少しでも多くの人に読んでもらいたい!」、「この本を読みたい人は少数でも必ずいる!」という本を出していくことができます。
実際、私も長らく紙の書籍の編集者をやってきましたが、今これまでの自分がいかに「部数のくびき」に縛られていたかを実感しています。

志木電子書籍はネット(当ページ、twitter、facebookなど)を介して読者にアプローチし、たとえ読者の数は少なくとも、それを必要とする人がいるところへ情報を提供してまいります。
何卒、熱いご支援を賜りますようお願いいたします。

株式会社志木電子書籍
代表取締役 京谷六二(きょうや・むに)


「志木電子書籍」誕生のことば

  水平社宣言の結語は「人間(じんかん)に光あれ」と読むという。
「じんかん」とは「人と人の間」、転じて「すべてのもの」。したがってこの結語には「すべてのものに平等に光が当たるように」という願いが込められている。
 しかし、残念ながら水平社宣言から九十年近くたった今も、この願いは実現していない。
 それどころか、大きな者、強い者が、小さな者、弱い者を支配していく構造は、第二次世界大戦を経て、より巧妙に強化された。
 しかし、二十一世紀に入るとともに、この体制に綻びが見え始めている。その最大の原動力はインターネットの普及にある。
 一人ひとりが自由に情報を発信する手段を持ち得たことで、マスメディアによる情報独占(それは同時に情報コントロールを意味していた)は崩壊し、さらにマスメディアよりも速く、かつ正確な情報を誰もが入手することが可能になりつつある。
 二〇一一年三月十一日に起きた東日本大震災、それに続く東京電力福島第一原子力発電所の破局事故は、日本社会のありようを根底から変えてしまう不幸な出来事だった。
 そんな中で唯一の光明は、多くの人びとがネットを通じて情報交換し、また連携し始めたことである。しかも、それは行政やメディアの思惑とはまったく異なるレベルで有効に機能し始めている。
 志木電子書籍はネットを拠点に活動し、これまでマスメディアの“発表情報”の裏に隠されていた真実に光を当てていく。
 かつ、それをいつでも、どこでも、どんな立場の人にも提供していくことで、小さいながらも「人間に光あれ」を目指す一員でありたい。

二〇一一年七月八日
株式会社志木電子書籍

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